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2006.03.20 AlohaA Hawaii島ヒルトン・ワイコロア・ビレッジはこの世の楽園!?


 コナ空港からバスで30分ほど北上すると、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジがあります。ハワイ島の地図でいうと左上のあたりです。

 フロントにはホテルのシンボルになっているイルカの彫刻がでん!と私たちをお出迎え。カラフルなオウム(本物)もキョトンと私たちを見ています。
 

広大な敷地(東京ドーム5つ分とか)にいくつものプールやレストランやゴルフコースまでがあり、あまりにも広いので敷地内をモノレールと可愛いボートが走っていて、それを使ってホテル敷地内を移動します。ちなみに敷地内のデザインはディズニーワールドと同じ設計者によるものだそうで、このボートはジャングルクルーズで使われているものと同じなのだそうです。ボートが走る運河のなかには小さな島があり、見たことのないような種類の鳥が悠々と歩きながら私たちを見ています。

 もちろん徒歩移動も可能です。外の散歩道を歩くもよし、廊下を歩くもよし、です。廊下も凝っていて、そこを歩く人々と同様いろいろな国の調度品や絵画が飾られていてまるでギャラリーのようです。

 
外は花が咲き乱れ、鳥が鳴き、滝がしぶきを上げています。木々の間にハンモックが揺れて、そこでひとびとが昼寝を楽しみます。散歩をしているとお年寄りが笑顔で話し掛けてきます(英語〜〜)。人間を怖がらない小鳥たちが足元まで寄ってきます。

 浅い入り江が敷地内に入り込み、色とりどりの魚や海亀が泳いでいます(飼っているのではなく、自然に海からはいってくるの!) そこでゴーグルをつけて泳ぐと魚たちが群れをなして泳いでいるのが見えます。
  
 イルカのいるプールもあり、イルカたちがのんびりと泳いでいる様子を芝生に座ってボケーっと見ている人たちがいます。ときどき顔を上げてクククククっと鳴くイルカの可愛らしいしぐさやまんまるい目を見ると本当に心が癒されます。ホテルではイルカと触れ合えるプログラムが用意されていますが、希望者の中から抽選で、とても倍率が高いらしい。その収益の一部がハワイ島の海洋生物保護基金に寄付されているそうです。おっかなびっくりイルカと触れ合う子供たちもまた可愛い!

 海はどこまでも青く、白い船が浮いています。やしの木が風にゆれてさわさわと音を立てます。
 花の香りとココナッツの香りが混ざったような微かな甘い香りが漂い、時がゆっくりと流れていきます。
 ホテルのスタッフたちはおそろいのアロハを着ていて、すれ違うとにっこり笑って「Aloha!」と挨拶をしてくれます。
  なんと非日常の世界!
  ここに5日間居たんですよ!
  ただでさえ最近ゆるみがちなわたしの脳みそがどんどん溶けていくようでした。


 
建物は3つのタワー(オーシャンタワー、パレスタワー、ラグーンタワー)にわかれていて、私たちはドーナツが3つくっついたような形のオーシャンタワーの海側の4階の部屋、4046に宿泊しました。

 ルームメイキングのことでとても印象的だったこと。バスルームにはもちろんフカフカのタオルが用意されていますが、使用済みのタオルでもタオル掛けに掛けておくと「このタオルはまだ使いますので代えなくてもけっこうです」というサインになります。
 洗濯は環境汚染につながるのでなるべく洗濯物を出さない配慮を宿泊客に協力を求めているのです。私はバスタオルは1日おきに代えてもらうようにしました。シーツも特に希望しなければ代えてくれません。特に汗をかかなければ5日くらいこれも問題なしです。
 歯ブラシを置いていないのも余計なごみを出さないためでしょう。自分の歯ブラシを使えばいいのですからノープロブレム。もちろん希望すればもらえます。そういえばワイキキのヒルトンには、「ハワイの限りある水を使い過ぎないようにシャワーの水圧はわざと弱くしてあります。」というような表示がありました。

 
 高級ホテルがこのように環境を守るための努力を宿泊客に求めていることがとても自然に感じられるのはハワイならでは、なのでしょうか。まあ、ホテル建設そのものが環境破壊じゃないかという疑問はおいといて・・・。
 日本のホテルがこれをやったらどうでしょうねぇ。日本人も喜んで協力すると信じたいですね。
 
さて、ホテルに到着した日、安いビーチサンダルやTシャツを求めていざ買い物!と私たちが宿泊しているオーシャンタワーからいちばん遠いラグーンタワー内にあるショッピングエリアに行きました。しかしこれがなんともお粗末。品揃えがいま一歩のわりに値段が高い!なんでビーサンごときに3500円も出さなくちゃならないんだ!服もぜんぜんいいものがない!!!
 結局ショッピングはバスで近くのキングスショップへ。こちらはまあまあでしたが、品揃え、価格ともワイキキとは比べものになりません。ハワイ島に行くときにはすべて日本で準備しないとだめだね。現地調達の考えは甘かった。と言いながらも私は長袖Tシャツとパーカー(朝と夜はけっこう冷える)とサンダルを、夫はスニーカーをゲット!
 というわけでショッピングに関してはヒルトンには期待しないほうがいいです。
 
 もうひとつのガッカリは食事です。

 何を食べても同じ味。特に朝食のバイキングは最後には足を向けるのが億劫になるくらいでした。滝の流れるプールサイドで鳥のさえずりを聞きながら、テーブルには美しい花が飾られて・・・とロケーションは最高だったんですけどね。パーティーでの夕食も似たり寄ったり。どれもこれもなんだか甘いソースがかかっていて飲み物もどれもまったり甘くて。
  売店で見つけた「緑茶」。うっ!飲んでみたら甘い!よく見たら「with honey」と書いてあった。いいかげんにせい。最後は水ばかり飲んでいました。
  ああ、キングスショップに売っていた「どん兵衛」、買っておけばよかった!
  最後の1日は夫と食べたいものの話ばかりしていました。「あつあつの焼き魚を大根おろしと醤油で食べたいね」、「安いのでいいから寿司食べたいね」云々・・・。
  帰りにワイキキに寄ったとき、やっと口にした日本食と日本酒を満喫しながら自分は日本人だ〜!と心底感じました。
 
 あ、ハワイ島のヒルトンホテルの中にも「伊万里」というレストランがあるんですよ。入り口には獅子脅し、周りの池には睡蓮が咲いていてとても懐かしい感じ。だけど目が飛び出るほど高いし、私たちは夕食が決められていたので入りませんでした。寝る前にちょっと寄ってお茶漬け一杯、と言う感じのお店ではありませんでした。残念!

  キリン・レストランという中華料理レストランもありますが、そこのタン麺の味は、食べた日本人カップルによると、「海水で作ったって言う感じの微妙な塩味だった」そうです。
  
 総じていえばとても素敵なホテルです。だけど日本人には長期滞在はつらいでしょう。花より団子・・・ってことでしょうかね。

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海はどこまでも青く静か。白い砂はサンゴの屍骸です。

入り江を引き込んだ海水のプールにはきれいな魚が泳いでいます。

海ガメと遭遇!

宿泊していた部屋のドアの外から見た景色。モノレールが見えます。

ホテル敷地内のチャペル。滞在中に結婚式を見たという人もいました。

モノレールの中から見た景色。魚のオブジェは灰皿です。

フロントで私たちを迎えてくれたオーム君。「アロハ」・・・とは鳴かなかった。

多くのプールには滝が流れています。滝の裏から撮ってみました。

お茶を飲んでいるとすぐ隣にチュンチュンと可愛らしいゲストが。
運河の中にある小さな島で悠々と歩く鳥。 お昼寝中ですね。
ホテル内はいつも鳥のさえずりが響き渡っています。

  ヒルトン・ワイコロア・ビレッジのホームページはこちら!
  英語のホームページはこちら!←こちらの方が詳しくて楽しいです。


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