2007
5/23 下垂型
もっこうばら、擬宝珠、芍薬
もっこうばらが、下垂型に向いているので、とても久しぶりの下垂型のお稽古になりました。
主枝は、横木止めで傾斜形と同じように留めます。
長さは器の約1,5倍。
「こんなかんじにしたい」というイメージはあるのですが、なにせもっこうばらがいうことをきいてくれないので、うまくいかなくて汗が出ました。。。
中間高がきちんと立ってくれないのです。
下に長く延びているので、下垂型の中間高は、気持ち低めに。
なんとかできました。
もっこうばらがもう一本あれば、花器の口元に少し入れたかったところです。
下垂型の副枝は、傾斜形のときよりも少し手前に入れます。
下垂型ってあまりお稽古しませんが、私は雰囲気があって好きです。
特に、今回は花材も好きな芍薬だったので、大満足♪
うちに帰っていけなおしたら、次の日の朝には綺麗に芍薬がひらいていました。
5/16 花意匠まわるかたち
ガーベラ(オレンジ)、アルストロメリア(白)、天門冬、レモンリーフ、ピットストラム
研究会花です。
花器は、まどか。
先週に引き続きまわるかたちのお稽古ですが、先週とは逆まわりにしました。
どちらまわりにするかは、主枝のガーベラがどちらを向けたときに、より美しく見えるかで決めます。
ついつい、自分から正面にだけ見てしまいがちですが、まわるかたちは、どこから見ても美しく見えなければいけないので、特にガーベラの表情に気を使います。
主枝は、だいたいまどかの内径と同じくらいの長さにします。
副枝、客枝は、気持ち長めにとりました。
ガーベラと天門冬で、まず骨格をつくります。
アルストロメリアは、内側3輪、外側3輪を同心円でつくります。
今回は、グリーンが多いので、アルストロメリアの葉は、だいぶ落としました。
次に、レモンリーフを逆方向に回して、ピットストラムであいているところを埋める。
といった手順です。
ピットストラムは、低く埋めるだけではなく、高さを出した枝も入れて、変化を出します。
ピットストラムの白いふが入った葉をいけると、グリーンがやわらかくなりますね。
ポイントは、同花材が同じ表情になっていないこと、直線に並ばないこと、同じ方向を向いていないことなどです。
高さの変化も必要です。
横から見たときの写真です。
↓
「同心円をどうつくるか」がいまひとつ理解できず、先生とお花仲間が、紙に書いたり、小道具を使ったりして集中講義してくれました。
ほんとうに、ありがとうございました(涙)
5/9 花意匠まわるかたち
ガーベラ(オレンジ)、鳴子百合(葉)、スプレーバラ(ピンク)、ソリダコ(黄)
ガーベラを主材にしました。
ガーベラと、鳴子百合で、まず、骨組みをつくります。
同心円を描くように、長さが違う同花材を、角度を調整しながら同心円を作るのが、けっこう難しい^_^;
バラは、外側と内側で同心円をつくりました。
可愛らしいスプレーバラ!
ソリダコは、黄色の色が強いので、あまりボリュームを出さずに高低をつけるようにしてさしました。
まわるかたちは、どこから見てもきれいに見えなければいけないのですが、それでも、いちばん目立つ奥の花留めの足元には気をつかわなければなりません。
花器のふちにかかる花材の見え方にも気を使って。
鳴子百合の白い模様が、涼しげで綺麗です。
全体的に花材を短くしすぎちゃったかなー。
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