ohararyu iroirookeikokenkyukai
Papa's photoetc.arrangementprofilelink/bbs
10/8  東京支部花展「秋・さやか」に行ってきました(後期)

今日は小原流いけばな東京支部花展「秋・さやか」の後期初日に母と一緒に行ってきました。
昨日よりも混んでいて、のっぽの私はともかく小さい母が前の方で見られるように何度も母の肩を前に押しやらなければならないほどでした。
今日はお家元がいらっしゃるかもしれないという情報だったのですが、残念ながら私たちが行ったときにはいらっしいませんでした。
前期と後期の両方を見に行くのは初めて。私も少しは勉強熱心になったということかしら。
大作は、前期と後期通して飾られているのですね。初めて知ったことです。

秋の草花、枯れ草、実ものなどを使った作品がやはり印象的。
印象に残った秋らしい作品をいくつかご紹介します。
左は、コスモス、吾亦紅、ススキ(小原流では尾花といいます)など、秋の草花を使った素朴な作品。素直な感じでかえって印象的。真ん中の作品が心に残ったのは、食いしん坊だからではありません。実りの秋ですね。
右は、枯れた蒲(ガマ)や枯れ草を使って雰囲気があります。母は、去年野生の蒲を取りに行って田んぼにはまって泥んこになったそうです。齢をとってもお転婆(おてんばあ)です。

次は創作の作品。
左は母の先生の先生の作品です。無機物だけでなく、いのちのあるものをあしらっているのが素敵です。
真ん中は、最初レース編みかと思いましたが、なんとたぶんハスの繊維を残したもの。とっても綺麗でした。
ライトの光と影を充分に計算した演出がすばらしかったです。
右は、「ふーじんらいじん」というタイトルがついていました。あの琳派の絵の「風神雷神」のパロディーですね。なんとなく笑えるでしょ。とてもユニークでした。材質は広告の紙。後からペイントしたのではなく、元から赤いところと緑のところを上手に使っています。

方寸盛花は後期も人気でした。
小さな器にいけられた小宇宙。惹かれてしまいます。

あ〜、全部全部ご紹介したい!
ほんとうに素敵な作品がたくさんありました。
花展は鑑賞するだけでもとても勉強になります。
今回はさらに前期に先生の後片付けをお手伝いさせていただいたので、裏方もちょっぴり味わってさらに勉強になりました。

地下1階で同時開催されている、東京支部青年部主催の「いけばなnow]I」も見てきました。
それはこの次にご紹介します。


〔このページのトップ〕
〔←東京支部花展「秋・さやか」に行ってきました(前期)〕
〔小原流東京支部青年部30周年記念花展「いけばなnow]I」→〕