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2006



6/28 ならぶかたち多面性
スカビオーサ(青)、クラスペディア(黄)、スプレーカーネーション(白)、ゴッドセフィアーナ(葉)
先週、先生にたくさんお手直ししていただいたので、「来週この花型もう一回やりたいです」とリベンジをはかりました。
葉のない花ばかりなので、主枝、副枝、客枝をさした後にはまずゴッドセフィアーナでかたちをつくります。
多面性のならぶかたちは、テーブルの真ん中に飾ったときに対面した人の顔が見えて、正面だけではなく相手の人から見たときにも美しく見えるように反対側から見てもかたちになっていないといけません。
私は座高が高いので(?)先生にまたまた「高すぎる」とお手直しをしていただきました。
手前の、水の見える空間を美しく見せるのもポイントです。
枝ものをいけるのも大好きだけれど、こうしてたまに花意匠をいけると新鮮!
今回は、どの花材ももちがいいので、長く楽しめそうです。



6/21 ならぶかたち多面性
ラクスパー(ピンク)、トルコ桔梗(白×紫)、スターチス(黄)、玉しだ(葉)
「なたぶかたち」は、小原流100周年のとき(今から11年前)に新しく提案された、比較的新しい花型です。
主枝の長さは任意ですが、テーブル花で多面性ですから、対面したときに相手の顔が見えるくらい低めにいけます。
先生がおっしゃいました。「前に素敵な彼氏が座っていると思っていけて」と。でもそのあとに「でも素敵な彼氏とは隣り合わせに座りたいわね」ですって。先生、面白すぎます。
花留めは、真ん中が大角(四角い剣山)、両サイドはいちょう(三角の剣山)を使いました。
正面性は、整然とすくっと立たせますが、多面性は、斜めに変化をつけていけていきます。
玉しだ以外の花材は、2箇所にしか使っていません。ラクスパーは左と真ん中、トルコ桔梗は右と真ん中、スターチスは左と真ん中という風に。
手直ししていただく前は、一つ一つのかたまりが「花束になってしまってるわね」と言われ、かなり斜めに挿しなおしました。


6/7 観水型
未央柳、姫百合(オレンジ)、かるかや(葉)
研究会のためのお稽古です。
本番では傾斜型か観水型でいけるのですが、雰囲気のある観水型でいけたいと思います。
未央柳は、ふわふわの黄色い花が咲きますが、今回の花材はまだつぼみばかりです。もし本番で花がついていたら、低く短い枝に使うと全体のバランスがとれます。色づいたきれいな葉も同様です。
姫百合は、花が重いのでつぼみや花は少し間引きますが、残すのは3輪とか5輪とか奇数がよい。小原流いけばなは、奇数がお好き。
かるかやは最後にいけますが、いけるまで霧を吹いて新聞紙に包んで寝かせておくといいそうです。そうするとシャキンとするし、他の花材をいけているあいだに触れて折れたり傷つけたりしなくてすみます。
かるかやは、夏の花を涼しげに見せる名脇役で大好き(だから上手にいけられるとは限らないのが悲しいけれど)!
いけたら全体に霧を吹きますが、花にはかけないように注意します。重くなるから。
当日、霧吹きを忘れないようにしなくては。


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