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2006





9/20 たてるかたち
ヘリコニア(オレンジ)、アスパラメリー(グリーン)、トルコ桔梗(ピンク)
「たてるかたち」の主枝は、基準寸法は器の2倍以内ですが、今回のヘリコニアのようにスッと細長い姿をしているものは、2倍以上にします。
花の姿をよーく見て、花の特徴を生かすように寸法を決めればいいんですって!
客枝は、トルコ桔梗で取ります。茎が細いので、花の重みで下を向いてしまいがちですが、頑張って上を向かせましょう。
アスパラメリーは、先っちょの曲がりが面白いものをきわだたせるようにします。
アスパラメリーを入れてから中間枝を入れるようにすると、中間枝がアスパラメリーの細かい葉っぱに引っかかってうまく留まってくれます。ヘリコニアは2本でもいいのですが、3本目を主枝のうしろに入れると奥行きが出ます。

この日も最後までねばって、先生とお稽古仲間ふたりと一緒に新宿駅まで一緒に帰りました。










9/13 ひらくかたち正面性
アレカ椰子、向日葵、吾亦紅
研究会のお稽古です。

主枝、副枝はアレカ椰子です。先週のフェニックスと同じように少しねじって面白さを出します。
大きくて下を向く材料なので気持ち短めにします。
下にだらんと垂れるのはあまり美しくないので、主枝は少したて気味にしました。
左の主枝と、右の副枝は、決まりでは同寸でもいいのですが、副枝を主枝よりも短くしてわざとバランスをくずしています。
私はいつも「長めに長めに」というクセ(本当は長く修正するよりも短くする方がラクチンだから!?)があるので、最初にいけたときよりも、先生に「5センチは全体に短くね」と言われて直したのでした。
主枝に添えるもう一本のアレカ椰子も、思い切り短くしました。主枝の二分の一くらいでもいいそうです。

吾亦紅は、古い固くなった葉はていねいに取り除きます。
あまりにもちっちゃい花も多すぎると綺麗ではないので間引きます。
最後に、まるみえ剣山が恥ずかしいので吾亦紅のきれいな葉をつかって隠します。
向日葵の手前と、向日葵と向日葵のあいだと、向日葵のうしろ。計3本低く吾亦紅の葉っぱをいれました。
テクニックとしては、吾亦紅が細すぎて剣山に刺してもヘコヘコ倒れちゃうようだったら、根元に軽くテープを巻いて少し太くしてからさすときちんと立ちますよ!

夏の花と秋の花の取り合わせ。
今の季節にぴったりですね。

う〜ん、あんまり難しいという感じはしなかったのですが、研究会ではどの程度厳しく採点されるのでしょうか。
他の方たちのお花を見せていただくのも楽しみです!





9/6 ひらくかたち正面性
フェニックス(葉)、ルドベキア(オレンジ〜ブラウン)、ワックスフラワー(ピンク)
大きくて立派なフェニックスが主枝と副枝です。
いちばん大きいフェニックスを主枝(左の一番ながいの)にします。
フェニックスは、そのまま使うのではなく、ねじって変化を出します。
大雑把なわたしは雑巾を絞るようにねじっていて、先生に「ねじるときには右手の指と左手の指を近づけてていねいにね」と言われました(><)
客枝の花材は、2本または3本というパターンはお稽古したことがあるのですが、今回のようにちいさい花は、5本使ってOK。
花くびの曲がりが面白いルドベキアを高く持ってきました。
45度前傾させるルドベキアは真ん中に持ってきて、左右に振れないようにしっかりと位置づけします。
ワックスフラワーは、中心から広がるように、短いものも入れて。
全体に左右をわざと非対象に花材を入れて、アンバランスなバランス(ここが難しい!)をとり、全体が美しく見えるようにいけます。

いつもは、お稽古場の雰囲気が好きで、だらだらと長居するのですが、この日はサッカー日本代表のアジアカップ予選イエメン戦が21時15分キックオフ。
キックオフには間に合わなくても後半は観たい!
出していただいたお茶菓子を頬張って「おはきにひふれいふぃまふ」とそそくさと帰宅しました。


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