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2006





10/25 様式 菊の三種挿し
黄色5、赤3、白3

花留めは七宝で、ふた穴のものを3つ使います。

菊の三種挿しは、色彩盛花の基本となる格調高い作品です。
菊の中でももっとも気品高い一輪咲きのものを、花の色を3種類使います。

基本は直立型。主枝、副枝、客枝の役枝以外の中間枝は、特に規定はないのですが、他のかたちと同じで、高さ、縦横の並びが重ならないようにしていけます。
菊一輪一輪をよく見て、くるくるっと回しながらいちばんきれいに見える角度でいけてあげます。
それぞれの菊の関わり合い、適度な空間のとりかたがポイント。
出来上がりは、手前に水が見えないように、水は右後ろに入り江のように見えるようにすること。
主枝の右隣の高い菊が中心になり、他の子は全部この高い菊の方を見ているようにいけること。

四苦八苦しながらいけましたが、クラスが上になると、ちゃちゃっと目をつぶっていても(!?)いけられるようにならないといけないかたちだそうですよ。
そんな日がくるのでしょうか・・・




10/11 瓶花たてるかたち
素馨(そけい)(グリーン)、グラジオラス(つぼみですが一応ピンク)、スプレー菊

グラジオラスは、まだ花が咲いていないため、色で見せられない分形のおもしろさを見せるようにします。
グラジオラスの葉はフラットな付き方をしているので、はずして後から立体的に入れ直すようにします。

客枝に菊を使いますが、頭の中「で客枝に一本、もう一本を少し高めに」と決め付けていたのですが、先生が高い方の菊をひょいっと抜くと同時に私の目からもウロコがぽろっと落ちたのでした。
スプレーの場合は花が複数付いているので客枝一本でも充分でした。
その方が、高くいけた素馨の葉の美しさも生きてきました。
場合によって一本にするか二本にするかをいけ分けた方がいいみたいです。

この花器は「あすか」というのですが、ぽてっと丸くて、優しい雰囲気で大好き!・・・なのですが、いけるのは難しい。
瓶の口がでこぼこに曲線になっているので「でこ」の箇所に枝をのせるとつるんと滑ってしまうから。
たて割り留めもしっかりと器の内側に沿わせられないし・・・。
まだまだ修行が必要です。
早く「あすか」と仲良くなりたいな。



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