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2007






1/17 瓶花傾斜型
赤芽柳、ドラセナレインボー、ばら

花器の薄いブルーと、ばらの黄色、赤芽柳とドラセナレインボーの赤という色の組み合わせがなんともきれいで好き!

研究会のためのお稽古です。
赤芽柳は、日おもてと、日うらがあります。
赤く焼けている方が表なので、上にします。
ためが効くので、主枝をきれいなS字型にためていけます。
先っちょは、枝がちょっと出ていたら、チョンと切ってきれいな芽がいちばん先になるようにするときれいに見えて良いそうです。
中間高以外は、チョンチョン切りました。
中間高は、前傾させて、このあと入れるドラセナレインボーと交わうようにします。

主枝、副枝、中間高をいけたら、順番としてはばらより先にドラセナレインボー。
ドラセナレインボーは、花芯が見えるように入れますが、私は背が高いので注意が必要ですね。
ちょっとしゃがんでみなくては!

ばらは、葉の処理が大切です。
もさもさしすぎないように、適度に落とします。

いつもいつも、最後までお稽古場にねばる私ですが、今日は枝がぐらぐら動くこともなく、「miporingさん、今日は調子がいいわねー」と先生に言われ、ちょっと嬉しい♪
なんと30分でいけ終わりました!
他の方たちにお茶を入れるくらいの余裕。
でも・・・お稽古がうまくいったからと言って本番で同じようにいくとは限らないのが研究会。
むしろお稽古で悪戦苦闘したほうがいいことも・・・
油断大敵なのだ。





1/10 瓶花 傾斜型
珊瑚水木、ばら、ユーカリ

年始のお稽古。
「明けましておめでとうございまーす」という元気な挨拶からお稽古が始まります。

珊瑚水木は、秋から冬にかけて、名前の通り珊瑚のように赤く色づきます。
表と裏があり、より赤く焼けている方が表で、表を上にしていけるようにします。
ためが効くので、自由にかたちづけられますが、葉がないので、このかたちづくりが美しく見せるための第一のポイント!
線をシンプルに美しく見せるために、余計な脇枝をだいぶ落としました。

ばらの葉は、あとからユーカリの葉が入るので、器の口元の葉は、いつもより落としたかな。

ユーカリをいけるのは初めて。
なんと、これとっても香りがキツイのです。
手にニオイが移ってしまい、「くっさー (>_<)」の連発で、みんなに笑われていました。
ほんと、苦手かも〜。
ニオイはさておいて、ユーカリは3本が同じ表情にならないようにいけます。
私は、一本はばらの近くに高く一本(ここ、見せ場です)、主枝と副枝の間に一本、花器の口元に一本、いけました。
口元に入れるときには、あくまでも口元にある珊瑚水木の上。主材がいちばん下にならなければいけないそうです。
主枝と副枝の間に入れたユーカリは、少し葉を間引きました。

こうしていけてみると、いけばなは「引き算」だということを改めて感じます。
葉も枝も、余分なものを取り除くことによって、残されたものが美しくきわだち、空間もまた雰囲気をつくりますね。



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